高校生
内部進学におすすめの
勉強法は?
内部進学に必要な
学習方法は家庭教師?塾?
それぞれの比較から、
よく話題になる外部進学との
学力の差についてお伝えします。
内部進学のメリットは?
内部進学とは、大学や高校の付属校からエスカレーター式に進学することを言います。「中高一貫」と呼ばれる学校で、中学校から高校にそのまま進学することも内部進学です。
大学受験における内部進学のメリットは、エスカレーター式とも言うように、よほどのことがない限り併設大学に進学することができるということです。また、大学受験で一般入試を受ける必要がなく、その分自分のやりたい勉強や部活に打ち込めることもメリットの一つと言えます。
では、実際にエスカレーター式の有名大学の内部進学の仕組みはどのようになっているのでしょうか?慶應義塾大学を例に挙げて見ていきましょう。
慶應義塾大学偏差値は60~72.5と高く、一般入試で入学するにはかなり難しい慶應義塾大学ですが、付属校にはどのような学校があるのでしょうか。小学校から順に見ていきましょう。
付属小学校
慶應義塾幼稚舎
「幼稚舎」とありますが、生徒は小学校1年生~6年生で、一般で言う小学校に当たります。幼稚舎からはエスカレーター式で中等部、普通部または湘南藤沢中等部に内部進学できます。
横浜初等部
慶應義塾大学付属校の湘南藤沢中等部・高等部に付属する小学校で、卒業後はそのままエスカレーターで湘南藤沢中等部・高等部に内部進学します。
付属中学校
慶應義塾普通部
明治31年から一貫教育の中等教育課程を担ってきた伝統ある男子中学校です。卒業後はエスカレーターで慶應義塾高等学校(男子校)、志木高等学校(男子校)またはその他付属校に内部進学します。
慶應義塾中等部
慶應義塾初の男女共学中学校です。卒業後はエスカレーターで慶應義塾高等学校(男子校)、慶應義塾女子高等学校(女子高)に内部進学します。
湘南藤沢中等部
中高一貫教育によって生徒の個性を継続的に伸ばすことを目的に開校された、湘南藤沢中等部・高等部の中学校です。卒業後はエスカレーターで湘南藤沢高等部に内部進学します。
付属高校
慶應義塾高等学校
日吉の慶應義塾大学校舎と隣接する付属校です。卒業後はエスカレーターで慶應義塾大学に内部進学できます。
志木高等学校
1学年250名の男子校です。卒業後はエスカレーターで慶應義塾大学に内部進学できます。
慶應義塾女子高等学校
慶應義塾唯一の女子校です。卒業後はエスカレーターで慶應義塾大学に内部進学できます。
慶應義塾ニューヨーク学院(高等部)
1990年にニューヨークに開校された男女共学の高等学校で、授業は日本語と英語の2か国語で行われます。卒業後はエスカレーターで慶應義塾大学に内部進学できます。
湘南藤沢高等部
横浜初等部・湘南藤沢中等部からエスカレーターで進学できる男子校です。卒業後はエスカレーターで慶應義塾大学に内部進学できます。
内部進学におすすめの学習方法は?答え:定期テスト対策に尽きます。
何故なら、成績上位者より希望の学部・学科を優先的に決められていくので、成績や評定が悪いと内部進学はさせてもらっても、自分の希望する学部・学科に入学する事が来なくなってしまいます。
また、塾、予備校、家庭教師、通信教育など様々ある学習方法ですが、定期テスト対策の場合はどれが最も適しているかを比較してみます。
塾
塾は基本的に学校の学習内容の補習を目的としているため、定期テストの点数アップ・評定アップに向いていると言えます。ただ、集団塾の場合は、個人のペースやレベルに合わせてもらえるわけではないので、学校の範囲とずれていて二重勉強になってしまったり、そもそも学習のレベルについていけなかったりと問題点も多少あります。
予備校
予備校は受験に特化した学習を目的としているため、定期テストの点数アップ・評定アップには向いていません。
家庭教師
家庭教師は1対1で自分のペースや学校の学習範囲に合わせて指導してもらえるため、定期テスト対策・評定対策に向いています。ただ、ノウハウや技術は家庭教師個人にゆだねられてしまうため、塾と比較すると不安な面もあります。指導力にこだわる場合は、少し料金が上がりますが、プロ家庭教師がおすすめです。
通信教育
自分のペースで学習できるという点では、定期テスト対策・評定対策に向いていると言えます。ただ、指導をしてもらえるわけではないので、やる気があり、自分なりの学習方法がある生徒でないと続けられないというデメリットもあります。また、学習を進める中で分からないところがあっても質問ができないため、基礎からやり直したいという人にはおすすめしません。
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赤点が一定の数以上あると内部進学ができない?
全員が内部進学できる高校と、そうではない高校があるようです。
各高校によって異なるので事前に学校に聞いてみることをおすすめします。
そもそも、赤点の数が多いと留年になってしまうので、内部進学どころの話ではなくなってしまいます。
普段の授業対策、定期テスト対策をしっかりと行い、赤点を取らないようにすることが大切です。
外部進学との学力差はあるの?答えは…「あります。」
有名私立大学には、付属の中高一貫校があります。中学受験で厳しい難関を突破して入学します。進学塾や個別指導塾・家庭教師で受験勉強に明け暮れ、念願の合格・入学を果たします。ここまでは受動的な詰め込み学習です。塾からの指示に従ってやってきています。
ところが、高校入試もない、大学入試もないのでゆっくりしてしまい、塾からも解放され、勉強しなくなります。中学入学時は偏差値が「65~72」位あった生徒が高1の頃には「55」位に落ちている子も多く見られます。そして内部進学で有名大学に入学します。
一般入試で入学した生徒は偏差値「65~70」しかし、内部進学の生徒は偏差値的に「60」に至ってないというケースが多いのが現状のようです。特に英語力には大きな差があるようです。
ドリームは内部進学対策におすすめ
先程もご紹介しましたが、ドリームは定期テスト対策に特化しているため、内部進学対策におすすめです。評定値のアップにぜひご活用ください。